「大きくなって帰ってきてね」子どもたちがサケの稚魚放流…郷土料理はらこめしを学ぶ
これは、宮城県亘理町の郷土料理「はらこめし」に使われるサケについて学んでもらおうと、町と県漁協仙南支所が行ったもので、高屋小学校と吉田小学校の5年生合わせて21人が参加した。
角田市にある「ふ化場」を訪れた子供たちは、サケの稚魚が3年から5年かけて海で大きく育ちふるさとの川に戻ってくることを漁協の職員から教わった。
この後、亘理町内を流れる阿武隈川に移動した子供たちは、2024年12月にふ化し体長5センチほどに育ったサケの稚魚約5千匹を放流した。
「大きくなって帰ってきてね」
「稚魚が大きくなるのが不思議な感じ。大きくなって美味しくなって欲しいです」
稚魚のうちふるさとの川に戻るのは4パーセントほどで、子供たちはなるべく多くのサケが戻ってくるよう願いながら放流していた。
最終更新日:2025年2月18日 6:00