<ノーベル平和賞>授賞式に”仙台市在住の木村緋紗子さん”ら『日本被団協』 核兵器の廃絶訴える
ノルウェーでノーベル平和賞の授賞式が行われ、仙台市在住の木村緋紗子さんら日本被団協が核兵器の廃絶を訴えた。
日本被団協・田中熙巳代表委員
「一発の原子爆弾は、私の身内5人を無残な姿に変え一挙に命を奪いました。戦争といえども、こんな殺し方 傷つけ方をしてはいけないと、 私はそのとき強く感じたものであります」
日本時間の10日夜、ノルウェーで行われたノーベル平和賞授賞式。
受賞した日本被団協の一員として、仙台市在住の木村緋紗子さんも式典に参加した。
木村さんは、8歳の時に広島の爆心地から1.6キロの地点で被爆し、その後は仙台に移住して自身の体験をもとに核廃絶を訴え続けている。
授賞式の後には、ノルウェー王室が出席する恒例の晩さん会に参加した。
日本被団協・和田事務局次長
「みなさんが、田中さんのスピーチをしっかり受け止めてくださったと思います。被団協を、みなさんに知っていただいてうれしかったです」
木村さんたちは、今後1年間 被団協について紹介される展示会のセレモニーなどに参加する計画。
日本への帰国は、12月13日に予定されている。