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<もうすぐノルウェーで授賞式>『ノーベル平和賞』受賞した原爆被害者団体 宮城から参加する女性 知事に思い語る

2024年12月4日 18:53
<もうすぐノルウェーで授賞式>『ノーベル平和賞』受賞した原爆被害者団体 宮城から参加する女性 知事に思い語る

今年の『ノーベル平和賞』を受賞した原爆被害者団体が、来週ノルウェーでの授賞式に出席する。これを前に、宮城県から式に参加する原爆被害者が、知事を4日に訪ね思いを語った。

村井知事を訪ねたのは、『ノーベル平和賞』を受賞した「日本被団協」の代表理事で、語り部として活動する仙台市在住の木村緋紗子さん。

木村さんは、8歳の時に広島の爆心地から1.6キロの地点で被爆し、父を亡くした。

仙台に移住後、自身の体験をもとに核廃絶を訴え続けている。

木村緋紗子さん(87)
「若い方々に私のような思いをさせたくないという気持ちが強い。核兵器廃絶、核兵器を落としてはだめ、戦争やめてよって」

今回の「日本被団協」の受賞は、原爆の悲惨さと核廃絶を世界に訴えてきた功績が認められたもので、木村さんは12月10日にノルウェーのオスロで授賞式に出席。核兵器の悲惨さを世界に伝えるつもりだ。

最終更新日:2024年12月4日 19:04