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給食の牛乳で体調不良680人以上 生徒「いつもより味が甘く…」原因分かるまで提供取りやめ

2024年4月30日 16:15
給食の牛乳で体調不良680人以上 生徒「いつもより味が甘く…」原因分かるまで提供取りやめ

仙台市の保健所が調査対象としているのは東北森永乳業・仙台工場で製造された牛乳。
先週25日、県内の一部小中学校の給食で牛乳を飲んだ児童生徒や教職員のうち、ミヤギテレビの調べではこれまでに8つの市と町で少なくとも680人以上が腹痛などの体調不良を訴えている。
各自治体では原因が分かるまで牛乳の提供を取りやめ、仙台市内の中学校では各生徒が水筒などを持参していた。

生徒「25日の給食で牛乳を飲んでみていつもより味が甘く感じて、その夜から腹痛と吐き気がして次の日の学校は休みました」
生徒「私自身は違和感を感じなかったがニュースや周りから聞いてビックリしたし不安になった」

森永乳業では学校から引き取った牛乳のほか、製造工程や配送時の温度管理の検査などを行っているが、これまでに健康被害につながる問題は見つかっていないとしていて、保健所の検査結果などを踏まえて今後の対応を判断する方針。