陸上自衛隊仙台駐屯地に勤務する「自衛官」の女性が、新型コロナの影響を受けた事業者に給付される国の「持続化給付金」100万円を不正に受給したとして、懲戒免職処分を受けた。

7日付けで懲戒免職処分を受けたのは、陸上自衛隊東北方面後方支援隊に所属する陸士長の女性（24）。

陸上自衛隊仙台駐屯地によると、女性は、2020年6月頃　SNSで「誰でも受け取れる新型コロナ関連の給付金がある」というメッセージを受け取り、興味本位で応募。

翌月、「持続化給付金」100万円を不正に受け取ったという。

警察の捜査で、去年不正が発覚したが、その後不起訴処分になったという。

女性は不正受給を認めていて、陸上自衛隊では「二度とこのようなことが起きないよう全隊員に対し再指導、再教育を 徹底していく」とコメントしている。