6日未明、仙台市の住宅密集地で住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかった。

火事があったのは、仙台市青葉区貝ケ森1丁目の無職・富永武子さん（86）の住宅。

警察によると、6日午前0時50分頃「1階から火が出ている」と、近くの住民から消防に通報があった。

消防が、ポンプ車など17台で消火にあたり、およそ2時間半後に消し止められた。

近くに住む住民
「女性の声がして、外に出たら火が上がっていた」

この火事で、木造2階建ての住宅1棟が全焼したほか、隣接する住宅7棟の壁などが焼け、火元の住宅から1人の遺体が見つかった。

富永さんは1人暮らしで、現在連絡が取れていないという。
警察は、遺体が富永さんとみて身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べている。