【「警察署」でなく「駅」で相談できる】JR仙台駅の中に「少年相談室」臨時開設 いじめや虐待などに悩んでいたら気軽に相談を(宮城県警)
虐待や親子関係の悩みなど、少年から警察に寄せられる相談が、年々増加している。
これを受け、宮城県警はJR仙台駅の中に臨時の「少年相談室」を開設している。
伊藤有里記者リポート「JR仙台駅の中央改札口からほど近く、いじめや虐待などに悩む若者のために開設されたのが臨時の少年相談室です」
宮城県警が、27日から臨時で5日間開設する「少年相談室」。
通常、子どもや保護者との面談は、警察署などで行われているが、声を上げにくい人に気軽に相談してほしいと今回初めてJR仙台駅構内に設置された。
対応するのは、「警察官」でなく「若者の立ち直りを支援する警察職員」だ。
宮城県警少年課によると、「20歳未満」からの相談件数は、今年の1月~10月までに「1981件」で、前年同時期より「420件」増えている。
宮城県警・坂内和子少年健全育成官「学校・買い物帰りなど 気楽に立ち寄っていただき、 悩みを一人で抱えることなく相談いただきたい」
この臨時の「少年相談室」は、12月1日まで開かれている(対応時間は午後4時~午後7時)。