国内有数の渡り鳥の飛来地・宮城県北部の伊豆沼周辺では２３日、清掃活動が行われた。
　この清掃活動は、多くの渡り鳥が飛来する豊かな自然環境を守ろうと、４０年ほど前から毎年この時期に行われている。地元の住民など約４５０人が参加し、３つのグループに分かれ、伊豆沼周辺を歩きながら沿道や草むらに捨てられていた空き缶やペットボトルを拾い集めていた。参加した女性は「この沼をきれいにして渡り鳥がたくさん来てくれるような環境をつくっていきたい」と話していた。
　伊豆沼周辺には、古タイヤや自転車なども捨てられていて、１時間ほどで１００袋分のゴミを回収した。