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【震災後の「がれき撤去」がきっかけ】陸上自衛隊と合同演習する「アメリカ軍」が清掃活動(宮城・東松島市)

2023年12月13日 19:16
【震災後の「がれき撤去」がきっかけ】陸上自衛隊と合同演習する「アメリカ軍」が清掃活動(宮城・東松島市)

東日本震災直後、宮城・東松島市でがれき撤去を行ったことをきっかけに、陸上自衛隊と合同演習するアメリカ軍が海岸の清掃活動を行った。

東松島市の野蒜海岸で行われた清掃活動には、陸上自衛隊とアメリカ軍あわせて55人が参加した。

震災直後、アメリカ軍は「トモダチ作戦」として野蒜地区のガレキ撤去などを行い、今回は共同演習のために仙台駐屯地に訪れたアメリカ軍が、その一環として実施したもの。

参加したアメリカ陸軍メンバー「実際に津波があった海岸ということで、いまだに完全に除去されていないんだと実感しましたし、この活動を通して地元の人々の気持ちに寄り添うことができたし、大きな日本の大災害があっ た場所に自分が活動の一部になれたことを光栄に思います」

陸上自衛隊・東北方面音楽隊 大塚晃弘准陸尉「言葉を越えたコミュニティというのが非常に感じられて、自分が思った想像以上に意義を感じたひと時でした」

12月13日まで14日間行われてきた共同演習には、東北方面隊から1500人、アメリカ軍から300人が参加したという。