「ありがとう、そしてさようなら」小牛田中学校で”閉校式” 少子化で学校再編 宮城・美里町
少子化による学校再編のため2024年度で閉校となる宮城・美里町の小牛田中学校で、14日閉校式が行われた。
1965年に開校した小牛田中学校は、開校時の生徒数992人をピークに少子化の影響などで2024年度は194人。
式には、在校生や卒業生などおよそ400人が出席し、生徒の代表が別れの言葉を述べた。
別れの言葉・生徒代表3年 岩渕恵太さん
「ここには忘れようとも忘れられない最高の場所があったんだなと、心から思ってほしい。ありがとう、そしてさようなら小牛田中学校」
最後に校旗が町に返納され、60年の歴史に幕を下ろした。
卒業生
「とてもいい思い出がいっぱいあるので、寂しいです」
在校生
「小牛田中学校はなくなってしまうけど、この思い出は絶対忘れないし、後輩たちにも引き継いでいってほしいと思います」
小牛田中学校は、町内2つの中学校と統合され、新設された美里中学校で新たな歴史を刻む。