×

「仲間と一緒にふるさとの未来を拓く」旧大川小卒業生ら作詞「こころのつばさ」披露<仙台市>

2024年8月25日 19:00
「仲間と一緒にふるさとの未来を拓く」旧大川小卒業生ら作詞「こころのつばさ」披露<仙台市>

震災や平和をテーマにした「全国教育のうたごえ祭典inみやぎ」が25日、仙台市内で開かれ、東日本大震災の津波で児童74人と教職員10人が犠牲になった宮城県石巻市の旧大川小学校の卒業生らが作詞した合唱曲「こころのつばさ」が初めて披露された。

<こころのつばさ>
「つくろう 新しいふるさとを 
 笑顔あふれる ふるさとを」

歌詞には、亡き友への思いと新しくふるさとをつくる決意が込められ、大川地区を支援する山形県の作曲家が曲をつけた。

震災当時、大川小学校の5年生だった「Team大川 未来を拓くネットワーク」代表の只野哲也さんは、「自分自身の未来を拓く、仲間と一緒にふるさとの未来を拓く、仲間づくりの応援歌のように広まっていけばうれしい」と話していた。

今後、震災遺構・大川小学校などで合唱を披露する予定。