「秋の全国火災予防運動」が、9日スタートした。

宮城・塩釜市の高齢者施設では、施設の利用者が参加し　消防訓練が行われた。

訓練「火事だー！火事だー！」

塩釜市の高齢者施設では、施設の職員や利用者などおよそ160人が参加した消防訓練が行われた。

訓練は、1階の調理室から出火し、上の階への延焼や逃げ遅れが発生したという想定で、利用者を車いすやベッドに乗せたまま外に運び出す避難誘導を確認した。

また、消防が実践に備えてはしご車を使って逃げ遅れた人を救助したり、ポンプ車が放水して消火にあたった。

塩釜地区消防本部・引地由夫次長「暖房器具など去年使ったもの、今シーズンに入って新たに使い始めるもの、今一度点検をしていただいて、今年の冬暖房器具の取り扱いには十分注意していただければ」

「秋の全国火災予防運動」は11月15日までで、消防は空気が乾燥する時期に向け火の取り扱いに注意を呼びかけている。