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【<コロナ関連倒産>半数近く占める】宮城県内で負債1000万円以上抱え倒産した企業22件(5月) <バブル崩壊>1992年に並ぶ高い水準

2024年6月5日 19:15
【<コロナ関連倒産>半数近く占める】宮城県内で負債1000万円以上抱え倒産した企業22件(5月) <バブル崩壊>1992年に並ぶ高い水準

5月に宮城県内で1000万円以上の負債を抱え倒産した企業は22件で、コロナ関連倒産が半数近くを占めた。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチによると、5月に宮城県内で1000万円以上の負債を抱え倒産した企業は前年同月より12件多い22件となり、負債総額はおよそ26億円だった。

倒産した企業が、ひと月で20件を超えるのは2010年12月以来で、5月としてはバブル崩壊の1992年に並ぶ高い水準。

倒産した企業22件のうち、コロナ関連倒産が10件を占め、コロナ禍から立ち直れない企業も目立っている。

業種別では「製造業」が5件と最も多く、東京商工リサーチでは物価高や人件費高騰の影響で製造業や建設業の倒産件数は今後も増加するとみている。