【GW後半スタート】気持ちのいい青空の1日 宮城県内各地賑わう ながーい鼻が特徴の「ゾウのエサやり体験にながーい列
GW後半のスタートとなった5月3日 、宮城県内各地は賑わいを見せた。
「はっけよーい、のこった!」
白石市の駅前通りで行われたのは、重さ50キロの米俵を土俵の外に運ぶまでの時間を競う、その名も「米俵相撲」。
白石のコメをPRしようと、10年ほど前から行われている。
投げてもダメ!引きずってもダメ!
しっかりと持ち上げて運び出すのがこの競技のルールだ。
子どもたち「がんばれー」
優勝賞品のササニシキ60キロをかけて、宮城県内外から70人の女性が挑戦した。
出場者(仙台市から)
「重かったです。力まかせに持ちました」
出場者(沖縄県から)
「軽々しく持って(優勝賞品の)60キロを持って帰ろうと思ったんですけど、無理でした。重いです。だから、みなさん素晴らしいです」
たっぷりの日差しに恵まれ、6月中旬並みの気温となった仙台市内。
八木山動物公園で、長ーい列を作っていたのは、長ーい鼻が特徴のゾウのエサやり体験。
新型コロナが5類になって初めて迎えたゴールデンウイーク。
5月3日から3日間、様々な動物と触れ合えるイベントが準備されていて、訪れた人たちはお気に入りの動物を間近で感じていた。
一方、こちらは仙台市沿岸部、若林区の藤塚地区。
2011年に津波が押し寄せたこの地域で、新たな賑わいの拠点として誕生したこの施設。
3日は、2周年の記念イベントの1つとして、海岸に流れ着いたプラスチックを再利用するアクセサリー作りや、絵の具とシャボン玉を使ったお絵描き体験などが行われた。
子ども
「(Q.何をして遊びましたか?)シャボン玉。(Q.どんなところがきれいでしたか?)丸がきれいだった、雪だるまみたいだった」
こちらは、笛の音色と太鼓にのせて、伝統的な衣装に身を包んだ子どもたちが町内を練り歩く稚児行列。
色麻町の伊達神社に100年以上続くお祭りだ。
新型コロナの影響で、5年ぶりとなった今回の稚児行列には、3歳から11歳までの29人が参加。
野菜など供え物を神社に奉納して、健やかな成長と家内安全を願った。
女の子「がんばりました」
男の子「お供え物が重くて、大変でした」
女の子2人「緊張したんですけど、楽しくできて良かったです」
一方、4連休の始まりとともに、「下り」の交通機関は混雑のピークを迎えている。
JR仙台駅前では、3日午前中から帰省客や観光客の姿が目立った。
東京から仙台に来た女性
「(新幹線で)さっき着きました。指定席がほぼ満席で、私が(席を)取った時もギリギリあと 一席ぐらいだった」
神奈川県から仙台に来た男の子
「(Q仙台に来た理由は?)はやぶさに乗りたかった。外とか(見て)駅弁食べるのが楽しかった」
東北道も、「下り」は3日が混雑のピークだが、日本道路交通情報センターによると、これまでに目立った渋滞は起きていないという。
首都圏へ向かう「上り」のピークは、東北道・新幹線ともに5日と予想されてる。