【憲法記念日】「改憲派」「護憲派」それぞれの団体が仙台市で街頭活動 日本国憲法は77年前の5月3日に施行
「憲法記念日」の3日、仙台市内では「改憲派」「護憲派」それぞれの団体が街頭活動を行った。
仙台市青葉区一番町では、「改憲派」の団体のメンバーがチラシを配り、憲法改正の必要性を訴えた。
この団体では、憲法に「自衛隊」を明記し日本の軍事レベルを世界基準に引き上げ、安全を守れる体制を作ることや、災害時に内閣に一時的に権限を集中させ人命救助を最優先した指示を出せるようにする「緊急事態条項」の新設を求めている。
宮城ビジョンの会・菅田彰人代表世話人
「憲法にしっかりと自衛隊を明記 することによって、抑止力を高めたいと考えております」
一方、「護憲派」の団体は仙台駅前で街頭活動を行った。
岸田政権は、防衛費の大幅な増額や反撃能力の保有など軍拡を進めているなどと、批判した。
また、プラカードを掲げながら憲法9条を生かした平和外交の推進を訴えた。
みやぎ憲法九条の会・板垣乙未生事務局長
「岸田首相には、憲法を持つ国の首相としてぜひ平和作りを率先して進めていただきたい」
日本国憲法は77年前のきょう、施行された。