半導体工場1年前倒しへ 宮城県知事「インフラ整備急ぐ」工場投資規模は1000億円増見込み
今月2日、台湾では大衡村の工場のモデルともなる半導体メーカー大手PSMCの新工場の竣工式が行われ村井知事も出席した。
その中で大衡村の工場を共同で建設するSBIホールディングスの北尾吉孝会長が当初2027年としていた生産開始時期を2026年に前倒しする考えを示していた。
村井知事
「宮城県はPSMC、SBIホールディングスの考えに則って意向を最優先して対応すると決めている。できるだけ前倒ししたい考えということがわかった。これから台湾からも技術者もお越しになるのでサポートをしっかりやっていく」
村井知事は7日の定例会見で生産開始前倒しに備えて台湾から移住する技術者らの住宅環境や工場周辺のインフラの整備などを急ぐ考えを示した。
また、工場の投資規模について当初の8000億円から9000億円に増える見込みを明らかにした。