「待ちに待ったカキむき」1か月遅れの解禁…小ぶりも身入り良し<生食用カキ>
宮城県内では「生食用カキ」の出荷解禁にあわせ、各地でカキの殻むき作業が行われている。
このうち、石巻市渡波の共同処理場では、朝6時半頃から生産業者など約120人が集合。総出で手際よくカキのから剥き作業を行っていった。
今シーズンは海水温が高かったことからカキの成育の遅れが心配されたが、出荷解禁を例年より1カ月遅らせたことから小ぶりながらも成育は進み身の入りは良いという。
<宮城県漁協石巻湾支所 かき部会 丹野芳広 部会長>
「待ちに待ったという感じできょうは朝からウキウキな気分でカキ剥き作業をしてました」
処理されたカキは入札にかけられ、そのあと出荷される。