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<『全国学力テスト』の結果>仙台市除く平均正答率 小学生「算数」で全国最下位 中学生「数学」はワースト2位(宮城)

2024年7月29日 19:15
<『全国学力テスト』の結果>仙台市除く平均正答率 小学生「算数」で全国最下位 中学生「数学」はワースト2位(宮城)

今年4月に行われた『全国学力テスト』の結果が公表され、仙台市を除いた平均正答率は小学生の「算数」で全国最下位、中学生の「数学」がワースト2位となった。

今年4月に行われた『全国学力テスト』には、宮城県内の小学6年生と中学3年生合わせておよそ3万4000人が参加した。

宮城県教育委員会によると、仙台市を除いた平均正答率は小学6年の「国語」が65%で全国43位、「算数」が57%で全国最下位。

中学3年の「国語」が55%で全国43位、「数学」が46%で全国ワースト2位で、算数・数学ともに「基本的な計算」の正答率が全国平均を下回った。

また、小学6年の生活習慣の調査では、スマートフォンなどの視聴時間が全国平均より長い傾向にあるということ。

宮城県教育委員会・義務教育課 本田史郎課長
「特効薬的なものはなかなか難しい。授業を大切にすることがすごく大事。そのためには先生の授業力や指導力の向上は欠かせない」

一方、仙台市では小学6年の「国語」と「算数」では全国平均より1ポイント下回るものの、中学3年の「国語」と「数学」では3ポイント上回っている。

仙台市教育委員会では、今後の課題として全く答えを書いていない小学6年の「無解答率」について全国平均より高い傾向にあり、諦めずに取り組む姿勢を定着させていきたいとしている。