【病院再編】県が国に財政支援求め「重点支援区域」申請へ 「仙台赤十字病院」と「県立がんセンター」移転・統合で(宮城)
病院再編を巡り「仙台赤十字病院」と「県立がんセンター」の移転・統合について、宮城県は国へ財政支援などを求める「重点支援区域」の申請を年内に行う。
県は、病院の偏在解消などを目指すとする再編計画のうち、「仙台赤十字病院」と「県立がんセンター」の名取市への統合・移転について、12月22日に基本合意を締結した。
県は、病院統合について建設費用などで国の財政支援を受けられる「重点支援区域」としての指定を目指し、26日夜に開かれた医療関係者らの会議で国への申請が承認された。
県の「再編計画」については、周辺住民などから撤回を求める声があり、委員からは病院統合の過程に関する情報が少ないなどの指摘もあった。