宮城・大崎市で200年以上前から栽培が行われる伝統野菜で、『幻のサトイモ』とも呼ばれる「上伊場野サトイモ」の収穫が最盛期を迎えている。

サトイモの収穫が行われたのは、大崎市三本木の福田翔太さんの畑。

200年以上前からこの地域で栽培されているとされる「上伊場野サトイモ」は、流通量が少なくなかなか市場に出回らないことから〝幻のサトイモ″とも呼ばれている。

今年は猛暑で雨が少なかったため、小ぶりのものが多かったというが、質はよいという。

生産者・福田翔太さん「猛暑の影響もあったが、今年も 味は間違いなくおいしいので、 たくさんの人に味わっていただ きたい」

「上伊場野サトイモ」はねっとり感が強くコクがあるのが特徴で、芋煮の他に唐揚げにしてもおいしいという。

収穫は11月上旬まで行われ、大崎市の一部のJAで販売されるという。