<手足口病>患者数は『警報レベル』継続中 <ヘルパンギーナ>患者数は5週連続↑ 仙台市でも感染の広がり見せる(仙台市)
仙台市内の1医療機関あたりの手足口病の患者数は「15.70人」と、引き続き警報レベルを継続中だ。
また、8月1日に宮城県内で警報が発表された「ヘルパンギーナ」の患者数は5週連続の増加となり、仙台市でも感染の広がりを見せている。
仙台市の定点調査によると、手足や口などに発疹ができ、夏に流行しやすい「手足口病」の患者数は、4日までの1週間で1医療機関あたり「15.70人」と、前の1週間とほぼ変わらない多さだった。
また、1日 宮城県内に警報が発表された「ヘルパンギーナ」の患者数は「2.19人」と、前の週から1割ほど増加していて、市は今後の感染拡大を懸念している。「ヘルパンギーナ」は、乳幼児を中心に夏に感染が広がりやすいとされている。
一方、「新型コロナ」の患者数は、1医療機関あたり「9.89人」と前週から「0.71人」増加し、5週連続の増加となっている。
仙台市の調査では、変異株「KP.3」の検出割合が市内で8割を超えてきているということで、基本的な感染対策を呼びかけている。