【外国人研究者・留学生の人材獲得へ】仙台市と東北大学 共同のセンター開設へ
仙台市と東北大学は、外国人研究者や留学生の人材獲得に向け、共同のセンターを開設することが分かった。
仙台市と東北大は、31日に会見を開き「(仮称)国際化共同推進センター」を開設し、外国人研究者や留学生の転入手続きや生活サポートを多言語化するなど、受け入れ環境を充実させる考えを示した。
東北大学・大野英男総長「国際的な企業が、宮城県や仙台市にどんどん来る時代になった」
郡仙台市長「仙台市としても、このダイバーシティーを基礎に置いたうえで、街づくりを進めて参りたい」
東北大学は、去年 国の助成を受けて世界トップレベルの研究を目指す「国際卓越研究大学」の最終候補になっていて、外国人研究者や留学生の増加を目指している。
また、仙台市も次世代放射光施設「ナノテラス」を活用した施策で、外国からの人材の受け入れを見込んでいる。
センターは、今年3月から4月にかけて青葉区役所に仮の窓口を開設し、その後大学内で本格稼働させるという。