【独自】仙台市バス「120便/日」減便へ 来年4月から 平日夜帯を中心に
仙台市は来年4月の市バスのダイヤ改正で、利用が落ち込んでいる夜間を中心に。平日1日あたり120便の減便(前年比)とする方針を固めたことが分かった。
仙台市バスの利用者数は、新型コロナ流行前の2019年と比べて、1日あたり8割前後にとどまっていて、特に夜間で落ち込んでいる。これを受けて仙台市は、来年4月の市営バスのダイヤ改正で平日の午後8時~9時を中心に1日あたり120便の減便とする方針を固めた。土曜や休日も利用の少ない路線で減便とする見込み。
仙台市バスの昨年度末の累積赤字は約75億円にのぼり、経営改善が深刻な課題となっている。