自然災害や新型コロナなどの影響を受けやすい「観光業の回復力」について話し合う国際会議が、今年11月に仙台で開催されることが決まった。

このテーマで国際会議を行うのは、国内で初めてだという。

今年11月9日からの3日間、仙台での開催が決まったのは「観光レジリエンスに関する国際会議」。

「観光業」は自然災害や新型コロナなどの影響を受けやすく、その速やかな復旧や回復力＝「観光レジリエンス」の強化が世界共通の課題となっている。

今回は、観光庁が主催で、去年3月に開催された「世界防災フォーラム」などの実績を踏まえ、仙台市が指定された。

観光庁によると、このテーマでの国際会議は国内初で、国連の世界観光機関に所属する主にアジア太平洋地域から閣僚クラスや観光の専門家などの参加を見込んでいる。

仙台市の郡市長は「歓迎イベントなどを通じて、防災環境都市としての取り組みを発信し、世界から選ばれる観光都市の実現を目指す」とコメントしている。