【イノシシの罠にクマ】住宅地から100mほど…「猟友会が駆除」<クマ出没警報・宮城>
警察によると、クマが駆除されたのは宮城県名取市ゆりが丘。9日午後1時半頃、住宅地から100mほどの山林に設置していた「イノシシ用の罠」にクマ1頭がかかっているのが発見された。体長は1.6mほどで、ワナを設置した猟友会がその場で駆除したという。
また、9日から10日にかけて、宮城県内ではクマの目撃情報が相次いだ。加美町では役場から約250mほどの場所にある公園や町内の民家敷地内で目撃されたほか、色麻町では3軒の民家でそれぞれ目撃されている。また、仙台市泉区住吉台東では車道を横切るクマの目撃情報があったという。
宮城県は目撃情報の急増を受け、県内全域に「クマ出没警報」を出していて、目撃情報があった場所に不用意に近づかないことや、山菜採りなどで山に入るのは控えることなどを呼びかけている。