小学生のサッカー大会にお相撲さんが登場⁉東日本大震災復興支援大会を盛り上げる(第4回 YUKI FOOTBALL CUP)
24日、亘理町で行われた小学生のサッカー大会になんと力士たちがゲストで登場!子どもたちとふれあい、震災の復興支援大会を盛り上げた。
岩沼市出身・ベガルタ仙台でもプレーし、現在はタイのプロリーグで活躍している大久保剛志選手による子どもたちのためのサッカー大会。
4回目となる今回の大会、大久保選手はタイで試合のため、これまで共に活動してきた元ベガルタ仙台の田村直也さんが中心となって開催された。この大会は震災からの復興を支援しようと、被災地である名取市と亘理町、2か所の会場で同時に行われ、県の内外から12歳以下の24チームが参加。交流を深めながら対戦した。
〈元ベガルタ仙台 田村直也さん〉
「こういった大会でいろんなものを得て、チームに戻ってプロを目指して頑張ってほしいなと強く思います。東日本大震災を忘れない意味も込めている大会ですので続けていきたい」
そして亘理町の会場では、新たな試みとして大会を盛り上げようと、なんと力士たちが登場!ほかのスポーツにも触れ合ってほしいと、震災時から支援を続ける山響(やまひびき)部屋の力士たちを東京から招待した。
力士たちは、子どもたちに相撲の稽古を披露。初めて見る力士に、子どもたちは大盛り上がり!その後は、リフティング大会やPK対決に参加するなど、子どもたちと力士がふれあい、あたたかい交流が行われた。
〈山響部屋 におのうみ〉
「子どもたちの元気がすごくて、ちょっと圧倒されましたね。(この地域は)被災された方、大変な方いっぱいいたが、すごいみんな回復してみんなで頑張ってこられてすごいと思います。」
〈参加した小学生〉
「(力士は)でかい。(PK)外したけど楽しかった。」
「お相撲さんサッカーもうまかった。リフティングとかも上手いし、シュートとかも強いしすごかった」
〈元ベガルタ仙台 田村直也さん〉
「いろんなスポーツに触れて、そこから良いものを取り入れていくことで、その子にしかないものが必ず得られると思うので、非常に良い体験が出来たんじゃないかなと思います」