「龍」のように運気が上昇する辰年 龍にあやかるおすすめパワースポット《長崎》
2024年、今年のの干支 は「辰」。天高く昇る「龍」のように運気が上昇する年になるといわれています。
その「龍」にあやかるおすすめのパワースポットが県内に多数存在します。
佐世保市の九十九島を望む島全体が神が宿る場所=神域となっている「淡島神社」です。
本殿には安産にご利益がある「ミニ鳥居」など、女性を守る神様がまつられています。
そこから奥へ歩くと鮮やかな朱塗りの橋が見えてきて、歩くこと約5分。
(淡島神社 千北 雅博 宮司)
「こちらが八大龍神様になります。 向かって右が雄龍で、左手の方が 雌龍です」
龍神様は地域の人々の間で言い伝えられてきた、島の守り神だといいます。
(淡島神社 千北 雅博 宮司)
「昔から、大きな蛇の姿が何回も目撃され、島を守っていたのではないかという(言い伝え)があって、それで御姿をおつくりしようと(考えた)」
宮司の父で宮守だった博央さんが、1981年に雄龍を建立。
2012年にはあらたに雌龍を建立し、現在の夫婦の形になったそうです。
そのご利益は…。
(淡島神社 千北 雅博 宮司)
「(龍は)首から上を守ってくれるということなので、受験や就職の願い。夫婦で祀っているので良縁、そして夫婦円満。そういうご利益がある」
さらに、本殿の横には「淡島龍神」という別の龍神様もまつられていて(1989年建立)こちらは、火の災いから守るというご利益があるそうです。
拝観は朝8時から夕方5時までです。
▼神秘的な伝説をもつ 小濱神社「龍」の天井絵
つづいて雲仙市小浜町から。
温泉の神様として地域の人々に愛されている「小濱神社」。
その社殿には・・・。
(小濱神社 進藤 喬薫 宮司)
「こちらが龍の天井絵になります」
神社創建の1679年当時に墨で描かれたとされる天井絵。
作者はわかりませんが、天の龍が雲の間から姿を現した様子を一夜で描いたといわれているそうです。
しかも、この龍には神秘的な伝説が残されています。
それは、1792年に火山の噴火や地震、大津波が島原を襲った いわゆる「島原大変肥後迷惑」の際。
(小濱神社 進藤 喬薫 宮司)
「雲仙普賢岳の噴火の折に、この龍が天に舞い上がって、まず大きな地震があったそうなんですけども、その時に起こった大津波から村人を避難させて、また山から流れてくる溶岩を、その身をもって受け止めて村人を守ったという言い伝えがある」
小濱神社には、この「龍」のお守りが3種類。
運気上昇や強運招来にご利益があるそうで、一番人気は根付けタイプの「水守り」です。
また、龍が切り絵になっているオリジナルの御朱印や天井絵がデザインされた御朱印帳もあります。
(小濱神社 進藤 喬薫 宮司)
「昇り龍と言われるように、辰年は運気が上向く良い年と言われている。皆様がその運気の上向く流れに乗って、良い年を送れることをお祈りしている」
天井絵は朝7時から夕方5時まで、自由に見ることができます。