「悪魔の兵器と受け止めて」日本被団協の横山照子代表理事 6日間オスロ訪問で感じたこととは《長崎》
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今年のノーベル平和賞を受賞した「日本被団協」の代表理事で、長崎原爆被災者協議会副会長の横山照子さんをゲストに迎え、今月10日にノルウェーオスロで開かれた授賞式やオスロでの活動をあらためて伺います。
(横山照子さん)
やはりオスロ市民の方々がとても歓迎してくださったということがわかって、本当に行ってよかったと思いました。
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
私もその会場の中で取材をしていて、本当に胸が熱くなったというか、被爆者の方だけではなくて、私たちも改めて自分ごととして、この核兵器廃絶のために取り組んでいかないといけないなと感じたんですが、横山さんは田中輝美さんのスピーチを聞きながら、どう感じましたか?
(横山照子さん)
田中さんがね、被団協の運動の歴史をずっとお話しになって、私もひとつずつ思い返して本当に胸が熱くなりました。私たちも本当に頑張ってきた、みんな頑張ってきたよね。しかし、ここにはもう亡くなった人がたくさんいるんだよね。天国から聞いててという思いでいました。
このノーベル賞受賞は本当に長年の夢だったんです。その夢が実現した。先人たちが夢と思ってきたものが実現したということで、先人達の思いを背中に受けて、そして受賞できたというふうに思います。