長崎大学「BSL-4施設」に指定 坂本キャンパス内高度感染症研究センター実験棟《長崎》
長崎大学の施設が24日、エボラウイルスなど最も危険度の高いとされる病原体を扱う「BSL-4施設」に指定されました。
大学の坂本キャンパスに2021年に完成した高度感染症研究センター実験棟でエボラウイルスなど危険度の高い病原体を扱うには国の許可が必要なため大学側は厚生労働省に関係書類を提出していました。
大学は24日、厚生労働大臣から病原体を所持できる「特定一種病原体等所持施設」の指定を受けたと発表。実際に病原体を譲り受けるには大臣の指定か承認が別途、必要だということです。
施設を巡っては住宅地にあることから反対の声もあり大学側は住民向けの臨時の協議会を28日に開くことにしています。
最終更新日:2025年1月25日 15:11