【台風10号】「台風接近で花火大会も中止」暴風域に入った島原市から中継 《長崎》
県内で一番台風の進路に近い島原市から中継です。
島原市では、雨、風ともに時間がたつにつれて激しさを増しています。
雨はそれほど大きな粒ではありませんが、風にあおられて横殴りとなっています。
ホテルの前には有明海が広がっていますが、打ち寄せる波が早く大きくなっていて台風が近づいていることを感じます。
島原半島は29日午前6時頃に暴風域に入り、島原市と雲仙市には先ほど午前10時51分に土砂災害警戒情報が出されました。
朝から取材のために車で移動した際には、車が大きく揺れるほど風が強く吹いていました。
南島原市内では店の看板が外れ、道路に倒れている様子も確認できました。
南島原市口之津では29日午前7時48分に最大瞬間風速24.5メートルを観測したということです。
私の後ろには堤防が見えると思いますが、本来であれば今夜、あの場所から約4000発の花火が打ち上げられる花火大会が行われる予定でした。
しかし 台風のため延期となり、私が宿泊しているホテルでは9割近くのキャンセルが出たということです。
以上、島原市から中継でお伝えしました。
