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今度こそは負けられない!V・ファーレン長崎 “悲願のJ1復帰” かけ1日にPO準決勝へ《長崎》

2024年11月29日 21:30
今度こそは負けられない!V・ファーレン長崎 “悲願のJ1復帰” かけ1日にPO準決勝へ《長崎》

(桒畑笑莉奈アナウンサー)
いよいよ1日に迫った J1昇格をかけたプレーオフの話題です。

(佐藤肖嗣アナウンサー)
J2の3位から6位のチームが、J1への1枚の切符を争うプレーオフ。

12月1日の準決勝は、3位と6位、4位と5位が対戦します。

V・ファーレン長崎は、ベガルタ仙台を迎え撃ち、もう1試合は『モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山』のカードで行われます。

リーグ戦の戦績です。

V・ファーレンは21勝12分5敗。J2歴代2位となる22戦無敗記録も達成し、総得点の74点はリーグ最多。

1シーズンのクラブ最多得点記録も更新しました。

また シーズン5敗は、過去、最も少ない負け数でもありました。

対する仙台は、18勝10分10敗で総得点は50でしたが、これまで日本代表の育成年代を指揮してきた森山佳郎監督が今シーズン就任し、去年の16位から6位とジャンプアップしたシーズンとなりました。

両チームの過去の対戦成績はV・ファーレン4勝、仙台が3勝、引き分けが1つです。

(青木雄大アナウンサー)
ちょっと心配なのは、今シーズンに関して言うとV・ファーレンは、仙台に対して1分1敗で勝てていないですよね。

(佐藤肖嗣アナウンサー)
そうですが、逆の考え方をすれば『今度こそは負けられないので十分に対策を講じる』ということにつながります。

28日の会見で下平監督も「新スタジアムで借りを返したい」と話していましたが、仙台との2試合で得点したエジガル・ジュニオが、リーグ戦終盤にケガから復帰したのもプラス材料です。

V・ファーレンは10日のリーグ戦最終節も、5対2の大勝と勢いがあります。

今シーズン好調のマテウスと、マルコスが2得点ずつ。

マテウスは、J2得点ランキング2位の活躍でチームを牽引しましたし、終盤にケガから復帰したエジガルも、今シーズン15得点。マルコス12得点と、プレーオフでも期待が高まります。

(桒畑笑莉奈アナウンサー)
守っては、今シーズンからチームに加わって、リーグ戦中盤からレギュラーに定着したGK若原も守備はもちろん、攻撃の組み立てにも貢献しましたね。

(佐藤肖嗣アナウンサー)
特にリーグ終盤の試合での好セーブ連発は、最終節まで自動昇格の可能性をつなぎましたし、守備でチームを盛り上げましたね。

あらためてトーナメント表です。

12月1日の準決勝を勝ち上がったチームが、7日の決勝戦に進むわけですが、

準決勝と決勝ともに90分間で引き分けの場合は、年間の順位が上位のクラブが勝者となります。

なので3位のV・ファーレンは、4チームの中で最も有利な状況にあると言えます。

J1昇格プレーオフ準決勝『V・ファーレン長崎 vs ベガルタ仙台』の一戦は、12月1日ピーススタジアムで、午後1時5分キックオフです。

最終更新日:2024年11月29日 21:33
    長崎国際テレビのニュース