2つの食感と甘さを楽しめる「焼き芋ブリュレ」新たなご当地スイーツ目指して夫婦で商品開発《長崎》
“パリッと” そして “ねっとり”。2つの食感が楽しめる新しい商品が誕生しました。
諫早市の新たなご当地スイーツを目指します。
20ヘクタールの敷地にはロングスライダーや観覧車。
子どもも大人も楽しめる諫早市の「山茶花高原」。
約50種類のハーブが栽培されている “ハーブ園” のレストランで、4月から提供されているのが…
(店員)
「こちらが甘ちゃんブリュレです」
(諫早市小長井振興公社 上山 晃弘 事務局長)
「キャラメリゼをパリッと割って、スプーンですくって食べる。焼き芋の甘さとバニラアイスの甘さ、違った甘さが一度に味わえるのが一番の魅力」
ブリュレの主役は、熊本産 “紅はるか” を使った冷凍焼きいも『甘ちゃん』です。
山茶花高原で10年ほど前から販売しています。
(諫早市小長井振興公社 上山 晃弘 事務局長)
「甘ちゃんを使用して、ほかの商品を作れないかということをいろいろ考えて、焼き芋を使ったスイーツを食べ、試行錯誤して今の形になった」
考案したのは、山茶花高原を運営する「諫早市小長井振興公社」の事務局長上山 晃弘さんと、妻でレストランスタッフの千明さん。
2年前、北海道・函館市から移住してきたそうです。
(諫早市小長井振興公社 上山 晃弘 事務局長)
「山も海もあるので。九州は北海道と違って陸続きになっているので、移動がしやすいのが一番の魅力」
“甘ちゃん”の製造量アップと新商品の開発のため、今年3月、最新の機器を導入した加工場をつくりました。
(諫早市小長井振興公社 上山 晃弘 事務局長)
「もともと倉庫だったところを壁を作って改修して、中を加工施設にした」
その第一弾として開発されたのが “甘ちゃんブリュレ”です。
表面には砂糖をたっぷりとまぶしてバーナーで炙り、パリッと香ばしく仕上げました。
プレートにはバニラアイスとアーモンドを添えて提供されます。
(藤田智子アナウンサー)
「パリッと感と芋のねっとり感。2つの食感がとても楽しい。炙っているので、甘さに加えて香ばしさがプラスされていておいしい」
訪れる常連客にも好評で、約30種類のメニューの中で一番人気の商品に。
諫早市の新たなご当地スイーツになることを目指しています。
(諫早市小長井振興公社 上山 晃弘 事務局長)
「新商品である甘ちゃんブリュレをもっとたくさんの人に食べてもらって、これを目当てに山茶花高原に来てくれるお客様が増えればいい」
山茶花高原のレストランは、9月に甘ちゃんを使ったチーズケーキの提供を予定しています。