「怪しい人がいたらコンビニに逃げ込んで!」夏休みの子どもたちと店員が不審者遭遇の訓練を実施《長崎》
子どもたちが「不審者に遭遇した際の対応について学ぶ訓練」が長崎市で行われました。
夏休み中の子どもたち。
外で遊んでいると…。
(不審者役)
「行こうよ、行こうよ」
(児童)
「いやだ」
不審者に声をかけられました。
近くのコンビニエンスストアに逃げ込んで、助けを求めます。
(店員)
(ほかの店員に対し)「まず通報してください」
(子どもたちに対し)「どういう人?男の人?女の人?」
(児童)
「男の人…」
訓練は長崎署が開催し、かき道地域の小学生61人のほか 近隣のコンビニエンスストアの店員も参加。
不審者に遭遇した際、互いにどう対応すべきか 110番通報までの流れなどを確認しました。
(児童)
「警察に伝えないといけないことがよくわかった」
(児童)
「怖かった。戦わずに、不審者に遭ったらすぐにコンビニなどに逃げる」
(セブン-イレブン・ジャパン 長崎矢上町店 松尾賢オーナー)
「24時間開いているので、危ない思いをしていたら、戸惑わずにすぐに来てほしい」
警察によりますと、県内では今年は不審者による声かけなどが155件発生(7月末時点)。
このうち 12歳以下の子どもが被害にあったのは88件と、半数以上にのぼります。
(長崎署生活安全課 江頭 賢次 警部)
「変な人を見かけたらすぐに逃げる。大人に知らせるということをしっかりと覚えてもらいたい」
警察は地域の安全を守るためコンビニなどの店舗に対しても、協力を呼び掛けています。