【中継】“ランタンならではグルメ” も楽しみ! 長崎ランタンフェスティバル今年の魅力は?《長崎》
冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」が開幕し、まちは1万5000個の灯りで彩られています。
メーン会場の湊公園から伝えてもらいます。
【NIB news every. 2025年1月29日放送より】
▽新地中華街会場「湊公園」
ランタンの灯りが会場をきらびやかに照らし、多くの人も訪れていることから、温かみのある空間と雰囲気が広がっています。
長崎ランタンフェスティバルのメーン会場「新地中華街会場」の湊公園です。
私の後方には、多くのランタンオブジェが飾られていて、会場に詰めかけた皆さんが思い思いに写真を撮ったり、屋台のグルメを楽しんだりしています。
正面のステージをご覧ください。
この時間は 人気イベントのひとつ、長崎女子高校の龍踊部による「龍踊」が披露されています。
龍踊部の龍は、長崎くんちにも登場しないオリジナルの「赤い龍」で、ランタンのイメージにもよく似合っていませんか?
開催期間中は、ここ湊公園会場と中央公園会場でさまざまな団体による龍踊が、毎日披露される予定です。
中国の旧正月「春節」に合わせ開催される「長崎ランタンフェスティバル」。
今年は29日から2月12日までの15日間行われます。
コロナ禍で中止された年もありましたが、今年は30回目の節目となります。
ここ湊公園には、毎年 目玉となるその年の干支などをモチーフに新調された「大型のメーンオブジェ」が登場するのですが、今年は資材費の高騰などを受け、制作しないことになりました。
代わりに酉年の2017年のメーンオブジェとして制作された「百鳥(ヒャクチョウ)」が飾られています。
高さは10メートル、百鳥はこれまでの中でも特に人気が高かったそうで、今年もメーン会場に飾られることになったそうです。
ランタンフェスティバルは、1万5000個の灯りで市内各所を彩ります。
大きな会場として7か所が設けられていて、それぞれに違った雰囲気が楽しめるんです。
新地中華街会場の次に、大きなイベントなどが行われる会場に小林アナウンサーがいます。
私がいるのは、冷川さんがいる湊公園から歩いて10分ほどの「中央公園会場」です。
こちらも午後6時にランタンやオブジェが点灯して、とてもにぎやかです。
ステージでは今ちょうど、二胡の演奏が行われています。
演奏するのは、去年の長崎くんちで西濵町の「龍船」に出演した二胡奏者 シッシーチーさんです。
祭りの雰囲気をさらに盛り上げてくれる演奏ですね。
ステージの後ろには、これまでのメーンオブジェが3体飾られていて、華やかさを演出しています。
会場にはさまざまな店が並んでいて、中央公園には14店舗がお目見えしました。
食事ができるブースはテントが設置されているので、天候を気にせずに “ランタングルメ” を楽しむことができます。
五島うどんやハトシなどたくさんあるんですが、今回私が見つけたのは、“チャイデリカ” というお店の「胡椒餅(こしょうもち)」。
台湾屋台で人気があるもので胡椒をきかせた豚肉とネギをたっぷりと、パイ風の生地で包んで焼いているそうです。
食べてみると、大きくカットした豚肉にたっぷりのネギと5種類のスパイスが合わさって、パンチのきいたエスニックな香りが食欲をそそりますよ。
ステージでは、「龍踊」や「三線」の演奏が行われる予定です。