「みんなで野球を楽しめる平和…」ソフトバンクvs巨人 被爆80年 節目のピースマッチ《長崎》
ビッグNスタジアムでは、プロ野球福岡ソフトバンクホークスと読売ジャイアンツのオープン戦が行われ、9000人を超えるファンが楽しみました。
午後2時46分、東日本大震災から14年を追悼する黙とうが捧げられた11日のオープン戦。
福岡ソフトバンクホークスと読売ジャイアンツのオープン戦が長崎で開催されたのは8年ぶりです。
昨シーズン、リーグ優勝した両チームの対戦に、球場は朝から多くの野球ファンで賑わいました。
(長崎市から)
「早く見たい」
(長崎市から)
「選手のファインプレイとかホームランが見たい」
(長与町から)
「長崎の時津町出身の浦田選手を応援したいと思う」
(ホークスファン)
「ホークスの先発、誰に決まるかな。活躍が見れたらいいなと思う」
(ジャイアンツファン)
「ジャイアンツファンなので、少しでも活躍してくれたらと思う」
試合は、被爆80年にあわせ『ピースマッチ』として開催され、“おりづるブース” では、来場者が平和の願いを込めました。
(折り鶴づくりに参加した人)
「時が経てば忘れられていくこともあると思うので、常に思い出せるようにいい取り組みだと思う」
(長崎市から)
「みんなで野球を観られていることが、平和に楽しめていることが、いいなと思う」
また、ノーベル平和賞を受賞した「日本被団協」の構成団体「長崎原爆被災者協議会」のメンバーらも招待されました。
(被爆2世の会 松田 充嘉理事)
「我々のメンバーもピースマッチを喜んでいる。やはり平和の発信は長崎からということ」
試合は、ジャイアンツに去年ドラフト2位で入団した
時津町出身の内野手の浦田 俊輔選手も出場し、自慢の足を活かした活躍で地元のファンを沸かせました。
先制されリードされた讀賣ジャイアンツでしたが、8回、満塁のチャンスから代打のオコエ瑠偉 選手がセンターに抜けるタイムリーを放つと、2人がかえって4対4。
約9400人のファンを楽しませました。