能登半島地震の被災地に温かい贈り物 川棚町の女性グループが毛糸のネックウォーマーを製作《長崎》
能登半島地震の被災地に思いを寄せて、川棚町の女性グループが支援の輪を広げています。家庭に眠っている毛糸を活用して、手作りのネックウォーマーをつくり、被災地に送ります。
(みんなでワハハ 藤田直子代表)
「いらっしゃーい」
川棚町の女性グループ「みんなでワハハ」が運営するコミュ二ティサロン。集まった人たちが熱心に取り組んでいたのは・・・。
毛糸の編み物です。
能登半島地震の被災地に手作りのネックウォーマーを送ろうと、町内の各地に箱を設置し、家庭で眠っている毛糸を集めています。
(みんなでワハハ 藤田直子代表)
「わぁ素敵。あったかそう。ここでもちろん頑張って編むがこうして(編んで)持ってきてくれると向こうに届ける数が増えてありがたい」
毛糸を集め始めてからおよそ10日間でネックウォーマーの数は目標の100個に到達。この日は、初めて訪れた85歳の女性の姿も。
(初めて参加した大山房子さん)
「年は重ねているが私は編み物が大好きでいつも編んでいる。だからお手伝いが出来たらと思って。寒い中、皆さん頑張っているから」
初対面や、編み物が未経験でも輪をつくり、助け合いながら毛糸を編んでいます。
「みんなでワハハ」は28日午後1時から川棚町中央公民館で子どもたちと一緒にネックウォーマーにつけるコサージュをつくるイベントも企画しています。