「進化する医療学び 患者により良い看護を」県央看護学校で卒業式 32人が医療現場の最前線へ《長崎》
旅立ちの春です。
諫早市の長崎県央看護学校で卒業式が開かれ、32人が医療現場の最前線へと踏み出しました。
諫早市の長崎県央看護学校では、看護科の定時制に通った32人が旅立ちの日を迎えました。
式では山本広樹校長が、医療現場の最前線に踏み出す卒業生にエールを送りました。
(山本 広樹 校長)
「看護師の仕事は厳しくつらい時もあるかも知れません。
日々進化する医療に、自ら学びながらスキルアップして、患者により良い看護を提供してください」
卒業生は20代から30代で、多くが社会人。
仕事や子育てをしながら、看護師の国家資格取得を目指して5年間、専門知識を学び、実習を重ねてきました。
(卒業生 2児の母)
「子育てをしながらの学校生活は大変で、すごくきつくて学校を辞めたいと思う時もあったが、今は看護師の免許を取ることが出来てすごく良かった」
(卒業生 3児の母)
「すごく自分に自信がついたし、この5年間頑張ってきて良かった。患者さんの体が苦しいとか精神的にもきついなどたくさんあると思うが、少しでも軽減できるようにこれからも努力し続けたい」
卒業生たちは4月から県内の医療機関で、看護師や准看護師として働くことが決まっています。
5年間学んだ自信と誇りを胸に、患者に安心感を与え、医療現場を支える存在として “第一歩” を踏み出します。