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水産技術の交流などを目的 長崎市と友好都市「中国・福州市訪問団」すり身工場視察《長崎》

2024年11月6日 16:10
水産技術の交流などを目的 長崎市と友好都市「中国・福州市訪問団」すり身工場視察《長崎》

水産技術の交流などを目的に、中国・福州市の訪問団が長崎市を訪れました。

5日はすり身の製造工場を視察し、製造工程や環境対策の取り組みを学びました。

(長崎蒲鉾水産加工業協同組合 川崎 学 専務理事)
「全国でも、長崎県はかまぼこメーカーが一番多い県」

長崎蒲鉾水産加工業協同組合を訪れたのは、中国・福州市の水産交流訪問団です。

福建省の省都でもある福州市と長崎市は1980年に友好都市となり、40年以上にわたり魚の生産や加工など水産分野の交流を続けています。

(視察団)
「これはアジですか?」

(工場関係者)
「アジです」

この工場では、市内のかまぼこメーカーに原料となるすり身を出荷していて、手作業で行われる魚の処理や、冷凍して出荷されるまでの工程を視察しました。

(福州市水産交流訪問団 馬 祖勝 団長)
「この工場は 非常に先進的で環境に優しく、生産量も多いと思う」

(長崎市水産振興課 村瀬 二美課長)
「お互いに学び合いができる部分があるので、私たちにない技術を学んだり、環境問題なども一緒に考えていきたい」

訪問団は、このほか水産試験場や漁港などを視察していました。

最終更新日:2024年11月6日 16:10