「伝説を作りたい」福山雅治 × ジャパネットHD 髙田旭人社長対談【全コメント】《長崎》
(福山 雅治さん)
おーっ。
見慣れた長崎のまちに、見慣れないものができましたね。
現実味が一気に増しますよ。
最初に話を伺った時というのは、まだ本当に何もない状態でしたから。
(福山 雅治さん)
さっきちょっと ”見慣れたまちに見慣れないものが”と言いましたけれども、きっとこれが今後、何年何十年とたっていって、見慣れた景色になっていって。
街の一部として、ひとつの象徴として、このスタジアムシティが根付いていくんだなというのが一気に現実味を持ちましたね。
改めましてこのスタジアムシティでのライブ。
開業日10月14日の前日である10月13日にPEACE STADIUMで、無料で、フリーライブとして開催させていただきます。
▽「長崎に過去なかった衝撃を起こして、全国に大きな発信をしたい」
(ジャパネットホールディングス 髙田 旭人 社長)
福山さんと「長崎に過去なかった衝撃を起こして、全国に大きな発信をしたい」という話は共通認識であって、フリーライブにする方法をずっと考えていたんですけど。
アプリ(長崎スタジアムシティ公式アプリ)を通して、このフリーライブの情報を得ていただくことがひとつの認知を広めることにもなるんじゃないかと。
そういうことまで含めて「フリーライブ」の形を何とか組み立てようということをさせていただきました。
(福山 雅治さん)
無理や無謀だと言われることこそが、10年、20年、30年、40年、50年と経った時に、
「福山がここでライブをやったよね」ということはずっと残っていくかもしれないんですけど。
「あれは無料だったんだよね」ということがインパクトを持って、長い時間語っていただけるのかな。
それが無料ライブだったことが、時を超えて語ってもらえるんじゃないかなという僕の勝手な妄想だったんですけれども。
それをアイデアで、実現することに向かってくれた旭人さんの実現力ですよね。「実行力」と「実現力」に本当に感謝しています。
(ジャパネットホールディングス 髙田 旭人 社長)
ありがとうございます。
「伝説を作りたい」ってキーワードが二人で話すときによく出てくる言葉で、今日、ライブ1発目のセットを拝見したんですが、それだけで鳥肌立ちました。
当日がどんな世界になるのか。
それがスタジアムだけなのか、アリーナも含めるのか。もっと盛大にやるのか。
いろんなアイデアをこれから積み上げていくと思うんですけど、僕はとにかく来た方が満足する世界を一緒に最高のものを作れたら、本当に幸せだと思います。
▽「フリー」それは夢や希望を抱くことの “自由”
(福山 雅治さん)
フリーライブということで、この「フリー」というキーワードが "無料" を日本語化してフリー。
直訳としてはそうなんですけど、もう一つ。この「フリー」とは "自由"ということだと思うんですね。
それは夢や希望を抱くことの “自由” ということかなと思っています。
僕自身も長崎で生まれ育って18歳で長崎を出たんですが、おそらく無謀だったんだけど、「自由な夢を描いた」「自由な憧れを描いた」からこそ、音楽で生きていこうと思っていましたし。
それをなんとか実行し、実現しようとしてきた結果が今なので、そういう精神の「自由」、そういったものを感じてもらえたらという思いはあります。
(福山 雅治さん)
希望や理想がないと何も始まらないと、僕は思うんですよね。
もちろん現実というのがあって、そこを生きなきゃいけないんだけれども、心を自由にして「こうだったらいいな」「こうありたいな」そういった精神は、常に持っていたいと思いますし。
そういった思いが長崎の皆さんに伝わっていったらいいという思いで、このフリーライブを開催したいというふうに思いました。
▽「スポーツ」「エンタメ」「食事」様々なものを通し “感動”を
(ジャパネットホールディングス 髙田 旭人 社長)
スポーツって夢を追うもので、エンタメもやっぱり人を幸せにするものなんですけど、日本においては "感動" と "ビジネス" って別物だと思われがちで。
なんとなくボランティアでやることが正義だとなっているんですけど、ボランティアでやることって、持続可能ではないと思っています。
スタジアムシティという民間企業として、考え得るものを全て詰め込んだ “ハコ” を作ってみて、それが長崎という地方都市で期待を超える感動を生み続ければ、お客さんもまた来られると思うので。
それがスポーツを通して、エンタメを通して、食事を通して、いろんな形で味わっていただいて。
この2年後、3年後、4年後に、スタジアムが単体として “持続可能な経営” ができているという世界を作ることが、私の責任だと思います。
(ジャパネットホールディングス 髙田 旭人 社長)
そうすることで、5年後、10年後にいろいろな地域の民間企業の方々に真似してもらう。
そうすると日本が絶対、元気になる。
もちろん福山さんがこういう形で、ビジネス抜きでの関係から始まって、一緒に心が動いて、一緒にこれだけやろうと。
社員もそうなんですけど、仲間がずっと集まってきているんですよね。それがすごく嬉しくて。
7年前にやりたいと思ったときは、ある意味スタートは一人だったんですけど。
それから仲間がどんどん増えていったその実感が開業前に既にあるので、どんどん行ける気がしているというのが、今の状況ですね。
(ジャパネットホールディングス 髙田 旭人 社長)
プロジェクトがスタートして6年近く経つんですけど、本当にたくさんの方に関わっていただいて、たくさんの方に応援いただいて、いよいよ開業を迎えます。
建設現場の皆さんもすごく楽しみながらやっていただいているという話も聞きますし、サッカーの選手、バスケットの選手もみんな楽しみにしていて、それがいよいよスタートする。
スタートの大きな花火を福山雅治さんと一緒にできるということは、僕自身もすごく楽しみにしています。
その楽しみが参加される方、興味を持っている皆さんにできるだけ、100に近い形で伝わるように、これからしっかり準備していきたいと思うので、期待していただければと思います。
▽「すごいことが起こる」人生や未来の大きな希望になっていってほしい
(福山 雅治さん)
すごいことが起こります。
これは僕が長崎出身で、その町で生まれ育ったからこそ思うんですけど、こんなふうに長崎の町が進化するとは僕は想像していなかったです。
(福山 雅治さん)
想像を超えたところにあるのが、このスタジアムシティのプロジェクトだと思っています。
僕自身がすでに感動して興奮しているんですけど、このことを早く長崎の皆さんと、そして長崎を訪れる皆さんと共有して。
その感動を持って帰っていただいて、皆さんの人生や未来の大きな希望になっていってほしいと思っています。
どうぞ長崎に来てください。よろしくお願いします。
10月13日その日、長崎で会いましょう。