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台風や豪雨時など「どう判断して生徒と自分の命を守るのか?」災害に備え “教職員の防災研修”《長崎》

2024年8月27日 21:01
台風や豪雨時など「どう判断して生徒と自分の命を守るのか?」災害に備え “教職員の防災研修”《長崎》

台風や大雨による災害に備えようと諫早市の高校では、教職員を対象とした防災研修が行われました。

この高校では28日に2学期の始業式が行われますが、台風の接近に伴い、対応を検討しているということです。

(長崎地方気象台 島田大輔 地域防災係長)
「学校運営者の立場から、どう判断して自分と生徒の命を守るかを考えてもらう」

県立諫早東高校で行われた職員研修は、大雨災害の際の学校での判断や行動について学ぼうと初めて行われ、近くの小中学校の教員らも参加しました。

長崎地方気象台の職員が「警戒レベル」と「避難行動」の関係などについて説明した後、大雨の際の学校での対応を考えるグループワークを実施。

朝に大雨・洪水の注意報が出され、昼前には警報、夕方に特別警報が発令されることを想定し、段階ごとにとるべき行動を話し合いました。

(グループワーク)
「生徒が帰るまでには次の日のことを子どもたちに伝えないといけないので、その前に先生は判断を(する)」

「この辺は浸水の(可能性が)1m以上ある」

「生徒に帰るルートを指示をしないと」

(教員)
「最悪のことを考えながら命を守る行動をしないといけない。これをもう1回確認することができた」

(教員)
「急に雨雲が発生することもあるので、随時、天気予報などをチェックする必要がある」

台風が接近する中、諫早東高校では28日から2学期がスタートします。

始業式は実施の予定ですが、放課後の部活動や29日の授業については、気象情報や交通機関の運行情報などを確認しながら、対応を検討するということです。