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来庁者の目線で課題や改善点を把握「第三者の視点で見ると…」波佐見町職員が窓口利用の体験調査《長崎》

2024年9月11日 20:00
来庁者の目線で課題や改善点を把握「第三者の視点で見ると…」波佐見町職員が窓口利用の体験調査《長崎》

役場の窓口サービスの利便性向上と事務の効率化を図ろうと、波佐見町で職員による窓口利用の体験調査が行われました。

(来庁者 役)
「転入してきた。手続きをしたい」

波佐見町役場で行われた「窓口利用体験調査」。

人手不足が深刻化する「2040年問題」を見据えた取り組みの一環で、窓口サービスの利便性向上や業務の効率化につなげることが目的です。

町職員が自ら、来庁者の目線で課題や改善点を探ります。

(町職員)
「マイナンバーカードの更新がまだですね」

(来庁者 役)
「持っていない子がいるがどうしたらいい?」

(町職員)
「顔写真を撮らないといけないので、連れてきていただく」

体験した職員は、手続きにかかる時間や書類の量、空調の効き具合など、来庁者の立場に立って、細かな気づきを得たようです。

(町職員)
「自分が対応していると時間を考えないが、第三者の視点で見ると、結構(時間が) かかっていると思った。気づきを得られてよかった」

実際に役場を利用する町民は。

(町民)
「先のことを考えると、デジタル化など便利な方がいい。わからないことだらけだが、何かあると説明をしてくれるのですごく助かる」

町では、今回の調査を基に、段階的にサービスの見直しや改善を図っていくということです。