エースが“完全復活”でB1昇格後初の5連勝!長崎ヴェルカ勝率5割に戻し次節へ《長崎》
プロバスケットボールB1、長崎ヴェルカはアウェーで茨城ロボッツと対戦。
エースが “完全復活” です。
21日のGAME1、ヴェルカは序盤、ザックを中心に得点を積み重ねますが、第2クオーター以降は茨城と一進一退の攻防が続きます。
しかし、終盤に入ると一気にヴェルカペースに。
持ち前のアグレッシブな守備から得点すると、スミスと狩俣が第4クオーターだけであわせて6本のスリーポイントを決めるなど、結果的に16点差をつけて勝利しました。
22日のGAME2は序盤、茨城にペースを握られ18点ビハインドで前半を折り返します。
しかし、第3クオーターに入ると、馬場の鋭いパスから狩俣がスリーポイント。
さらに、その直後には今度は馬場がスリーポイント!
徐々にペースを引き寄せ追い上げると、第4クオーターで逆転に成功。
その後、茨城も粘りを見せ、延長戦に突入しますが、ヴェルカは馬場がチームトップの22得点を挙げる活躍を見せるなど、97対85で勝利。
B1昇格後、初めての5連勝です。
(馬場雄大選手)
「出られない時間はもどかしいものがあったし、出たときにはチームの勝利に貢献するという思いで準備していたので、結果として5連勝できてよかった。これから連勝を伸ばすためにチーム一丸となって戦っていく必要がある」
ヴェルカはここまで24試合を終えています。
22日の試合で活躍した馬場は、先月3日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦からコンディション不良で欠場していましたが、今月14日の滋賀レイクス戦で復帰。
エースを欠いたヴェルカはその間、1勝8敗と苦しんでいましたが、馬場が復帰してからは5連勝と勢いが出てきました。
順位は西地区5位ですが、勝率を5割に戻し、上位との差も縮まりつつあります。
次節は28日と29日、仙台89ERSとのアウェー戦が年内最後のゲームです。
勢いを持続したまま新年につなげることができるのか、注目です。