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【2023年山陰の政治】統一地方選から議員の不祥事…大物政治家の死去など 島根県・鳥取県

2023年12月25日 17:57
【2023年山陰の政治】統一地方選から議員の不祥事…大物政治家の死去など 島根県・鳥取県

今年も残すところあと1週間、年の瀬の足音が近づいてきました。山陰のこの1年を振り返ります。きょうのテーマは「政治」です。

■4年ぶりの統一地方選

4年ぶりに統一地方選挙が行われた今年。鳥取、島根両県では知事選挙や県議会議員選挙などがありました。

2期目を目指す現職候補に、新人2人が挑んだ島根県知事選。人口減少や新型コロナへの対策など1期目から続く地方創生を訴えた現職の丸山達也知事が再選を決めました。

一方、鳥取県では平井伸治知事が県政史上最長の5期目に向け、知事選に立候補。選挙戦は、新人候補との一騎打ちとなりました。幅広い層から支持を集め、5回目の当選を果たしました。

島根県知事選の投票率は54.96%で、前回を約7ポイント下回り、鳥取県知事選でも初めて50%を割り込み、過去最低の48.85%となりました。

また今回の県議会議員選挙では、無投票となった選挙区も多く、島根では12選挙区中、5選挙区。鳥取でも9選挙区のうち、3選挙区で無投票のまま現職議員が当選。有権者の政治への関心がさらに低くなっていることを示す結果でした。

こうした中、鳥取県議会では信頼を揺るがす事態が…。

■相次ぐ鳥取県議会議員の不祥事

当選した35人のうち、3人の不祥事が相次いで明らかになりました。

鳥取県知事と同姓同名で話題になった平井伸治元県議。詐欺の前科があることも公表し、SNSなどを活用した選挙戦を展開。初当選を果たします。

平井伸治 元県議
「孤立無援の選挙戦でしたので、私自身が本当に驚いているところです。3600余票の票を頂いたということで本当に重く、厳粛に感じてはおります」

しかし、2か月後ー。

記者レポート
「平井容疑者を乗せた車が、警察署へと入っていきます」

2021年に新型コロナ関連の補助金、約2900万円をだまし取ったとして起訴され、今年10月に詐欺罪で懲役3年6か月の実刑判決を受けました。

また、鳥取市選挙区選出の藤縄喜和県議は、選挙区内の有権者に歳暮や中元を贈ったことが公職選挙法違反に当たるとして、罰金40万円の略式命令を受けました。

さらに、米子市選挙区選出の松田正県議は政務活動費を使い、県内外で80回以上、ホテルで宿泊を繰り返していたほか、県議会ゴルフ同好会の会費約230万円を横領していたことが発覚しました。

松田正 県議
「改めて深く心より、反省しているところであります。私の出処進退については司法の判断あるいは今後の動向を見極めたうえで改めて決断したい」

3人のうち、平井元県議は議員を辞職し、残る2人には議会から辞職勧告が出されましたがー。

藤縄県議は、議員活動を続ける意向を示し、松田県議は進退について明言しないまま、議員の職にとどまっています。

そして今年は、国政の場で活躍した山陰選出の大物政治家が立て続けに世を去りました。

■山陰選出・大物政治家の死去

今年6月、内閣官房長官などを歴任した元参院議員の青木幹雄氏が89歳で亡くなりました。

また、11月には前衆院議長の細田博之氏が79歳で亡くなりました。

細田博之氏
「いち国会議員として国政に携わっていきたい」

10月には体調不良を理由に衆院議長を辞職する一方、議員は続ける意向を示し次期衆院選への出馬を表明した矢先の訃報でした。自民党島根県連では、後を引き継ぐ候補者の公募を行っていて12月28日まで受け付ける予定です。