「事故を起こしました」 運輸局職員を逮捕 飲酒検査・免許確認を拒否 公務員の身分隠すためか 警察が飲酒運転でも捜査 島根県松江市
島根県警松江警察署は12月16日、松江市の主要地方道で他人に危害を及ぼすような運転をしたとして、広島県の国家公務員の男を道路交通法違反(安全運転義務)の疑いで逮捕したと発表しました。
逮捕されたのは、広島市の国土交通省中国運輸局、広島運輸支局に務める職員の男(61)です。
警察によりますと、男は12月13日午後5時過ぎ、松江市東忌部町の主要地方道で下り坂のカーブを進行中、乗っていた軽乗用車をスリップさせ、歩道の縁石に衝突する事故を起こしました。
通報を受けた警察が現場にいた男に、飲酒検知や運転免許証の提示を求めたところ、拒否したため、その場で逮捕したということです。
警察の調べに対し男は「スリップして事故を起こしました」と容疑を認めていて、さらに呼気から基準値を超えるアルコールが検出されました。
警察が飲酒運転の容疑を含め、事故の経緯を詳しく調べています。