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「大いに悩んで、大いに失敗して挫折をすればいい」 検事正が高校で出前授業 限界を決めず夢にむかって努力することの大切さを訴える 鳥取県鳥取市

2024年6月25日 18:04
「大いに悩んで、大いに失敗して挫折をすればいい」 検事正が高校で出前授業 限界を決めず夢にむかって努力することの大切さを訴える 鳥取県鳥取市

進路で悩む受験生を激励します。鳥取市の高校で6月25日、鳥取地検の検事正が出前授業を行い、夢をあきらめないことの大切さを訴えました。

25日、鳥取西高校で行われた出前授業には3年生の生徒約100人が参加し、高校の卒業生でもあり鳥取検察庁検事正の山上真由美さんが講師として招かれました。

鳥取地方検察庁 山上真由美 検事正
「大いに悩んで、大いに失敗して挫折をすればいいです」

大学受験や司法試験に失敗し、挫折した経験がある山上さん。講演では、限界を決めず夢にむかって努力することの大切さを訴え、受験生たちにエールを送っていました。

生徒
「検事さんとか、賢い人だから挫折とか少ないと思っていたけど、高3のときに挫折しているというのを知って、そういう人でも挫折を乗り越えていったというのが 励みになりました」

「自分も悩んでいいんだなと思って、気持ちが楽になったし、自分の将来についてもっとしっかり考えていこうと思いました」

鳥取地方検察庁 山上真由美 検事正
「高校3年生というのは、将来のことを真剣に考え悩むときだと思います。ですので、私がこの高校で高3の時につまずいた経験とか、失敗した経験をお話させてもらうことで、何かの役に立てればいいかなと思っています」

鳥取地検では、今後も今回のような出前授業を県内の学校で行っていくことにしています。