無料の待合室「やくもラウンジ」約2か月の改修を経て、ついにオープン! スペース内には「特急やくも」に関連するデザインや照明が 島根県松江市
本格的な春休みシーズン直前。出雲ー岡山を結ぶ「特急やくも」の新型車両の運行から間もなく1年となり、出迎える駅もリニューアルします。
島根県のJR松江駅の改札近く、白い壁でおおわれたその中は…。
高井和代 記者
「木の香りがふんだんに漂うこちらは、駅の待ち時間も、やくもが体感できるあたらしいラウンジです」
約2か月の改修を経て、3月22日、オープンする無料の待合室その名も「やくもラウンジ」。「特急やくも」の新型車両のようなデザインが施されたスペースで、やくものシンボルでもあるくもの形のテーブルや、やくもの座席にある、やわらかな光の照明も置かれました。約50平方メートルのスペースには、主に島根県産の杉を使ったテーブルやいすが並べられ28人が利用することができます。
旅行だけでなく、ビジネスで訪れた人も待ち時間に仕事ができるよう工夫され、やくもの利用者に限ることなく買い物客など多くの人たちが過ごせる空間となっています。
JR西日本 中国統括部 安井徳義 松江駅長
「今年の4月13日からは大阪万博というのもありまして、この関西と非常に近い山陰において多くのお客さまを運んでくれるんじゃないかなと思ってます。その時間の一部としてこのやくもラウンジでしっかりくつろいでいただいて、山陰の観光を楽しんでいただけばというふうに考えてございます」
去年4月からの利用率が前年に比べ110%と好調の特急やくも。だれでも過ごすことができる「やくもラウンジ」は3月22日から利用が始まります。