地中からがれきやタイヤなどの障害物が… 2026年度に開通予定の国道9号北条道路の一部区間が開通延期の見通し 障害物がどういった経緯で埋められたのかは不明 鳥取県
倉吉河川国道事務所は11月11日、2026年度の開通に向け工事が進む国道9号北条道路の開通時期が一部区間で延期となる見通しだと発表しました。地中からがれきやタイヤなど障害物が見つかったことが原因だということです。
北条道路は現在、鳥取県湯梨浜町から琴浦町にかけ13.5キロで工事が進められています。このうち、工事区間西側の北条ICと大栄東伯IC間の7.6キロで開通時期が見直されることになりました。
東側のはわいICと北条IC間の5.9キロは、これまでと変わらず26年度中に開通する予定だということです。
見直しが行われる区間では、地中からがれきやタイヤなど障害物が見つかり、撤去工事が必要になったほか、近隣の町道の液状化や軟弱地盤への対策工事が検討されています。
倉吉河川国道事務所によりますと、見つかったがれきなどについては、どういった経緯で埋められたのか分かっていません。今後、調査を進めるとともに、必要な工事の期間などを確認し、改めて開通時期を発表するということです。