「すごく近く感じました」 VR(仮想現実)でシロイルカ・アーリャの子どもをより身近に感じる体験会 島根県・しまね海洋館アクアス
島根県浜田市と江津市にまたがるしまね海洋館アクアスで、去年7月に死んだシロイルカ・アーリャの子どもを身近に感じてもらうVR(仮想現実)の体験会が行われています。
訪れた人がつけている白い機器。VR(仮想現実)を体験するためのゴーグルです。島根県浜田市と江津市にまたがるしまね海洋館アクアスで行われているのは、その名もVR体験「赤ちゃんにシロイルカに大接近 第2弾」。
実は、去年7月、シロイルカのアーリャが赤ちゃんを産んだ10日後に死んでしまいました。その後は職員が一丸となり育ててきましたが、赤ちゃんの体調を考慮し一般公開はされておらず…。今回はアーリャの子をより身近に感じてもらおうと、別のシロイルカ「アンナ」の子どもに続き、VR体験第2弾として実施されることになりました。
体験会では、飼育員と一緒の目線でアーリャの人工飼育の様子を臨場感あふれる映像で楽しむことができます。
体験者
「リアルでかわいかったです。(一般公開されるのが)楽しみです」
「初めての体験だったので、すごくいい経験させてもらいました。(アーリャの子を)すごく近く感じました」
しまね海洋館アクアス 石川佳奈さん
「とっても近くでアーリャの子が飲んだり食べたりする様子が見られるので、ぜひ皆さんも体験しにきていただけたら」
このVR体験会は、2月28日まで行われています。