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全国で相次ぐ”紅麴健康被害” 鳥取県内で初めて健康被害の疑い 島根県では新たに男女3人が医療機関を受診 鳥取県・島根県

2024年4月3日 18:44
全国で相次ぐ”紅麴健康被害” 鳥取県内で初めて健康被害の疑い 島根県では新たに男女3人が医療機関を受診 鳥取県・島根県

小林製薬の紅麹を含む製品で健康被害が相次いでいる問題について。鳥取県は4月3日会議を開き、県内に住む50代の女性に健康被害の疑いがあることを明らかにしました。鳥取県内では初めての報告となります。

鳥取県 平井伸治 知事
「このサプリを摂取した1名の方が健康上の不調を訴えられまして、受診をしていたということが分かりました」

4月3日、鳥取県の平井知事や鳥取市の深澤市長、各保健所の担当者などが出席し、小林製薬の紅麹健康被害について会議を開きました。鳥取県によりますと、4月1日に大阪市役所から回収対象の製品を摂取していた可能性がある県内の3人について調査の依頼があり、県が聞き取りを行ったところ1人に健康被害の疑いがあることが分かりました。

健康被害の疑いがあるのは50代の女性で、紅麹コレステヘルプを2023年12月11日から2024年3月22日まで摂取していました。摂取後に背中の違和感や排尿時の違和感があり、現在も症状が続いているということです。現時点で製品の摂取と症状の因果関係は分かっていません。

鳥取県では4月1日までに県内120店舗から対象製品の撤去を確認していますが、回収対象の製品が手元にある場合は摂取を中止するとともに、体調に異常や不安があれば医療機関や各保健所に相談するよう呼び掛けています。

一方、島根県は4月3日新たに小林製薬の回収対象製品を摂取していた50代から60代の男女3人が頻尿や倦怠感(けんたいかん)などの症状があるとして医療機関を受診していると明らかにしました。

島根県ではこれまでに7件の健康被害の相談が寄せられているということです。

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