山陰で初開催「古代エジプト美術館展」 レプリカが一切なく、全て実際にエジプトで発掘された数々の品を展示 鳥取県鳥取市
古代エジプト時代のコレクションを集めた美術展が、4月6日から鳥取県立博物館で開催されます。
色鮮やかな黄金のマスクに、プトレマイオス朝時代の人型の木棺。4月6日から鳥取県立博物館で開かれるのは古代エジプト美術館展です。5日は開催に先立ち、関係者とメディア向けに内覧会が行われました。
古代エジプト美術館 菊川匡 ファウンダー
「セベクというワニのミイラの目が(まつ毛の)エクステンションみたいになっていて、個人的にはかわいいかなと思います」
内覧会ではエジプト発掘隊としても活躍するこれらのコレクションを集めた菊川匡さんが、展示品の魅力を説明していました。山陰では初開催だという古代エジプト美術館展。その特徴はー。
岩本泰平 記者
「古代エジプト時代のコレクション約200点が展示されています。なんといってもレプリカは一切なく、すべて実際に発掘されたものだということです」
会場ではツタンカーメンの名前が彫られた指輪、神殿の柱に刻まれた古代エジプトの象形文字「ヒエログリフ」なども間近に見ることができます。
古代エジプト美術館 菊川匡 ファウンダー
「(古代エジプトについては)分かっているところもあるし、分かっていないところもあるというところが魅力なんじゃないかなと思っています。いろんな想像を膨らませながらお楽しみいただけたらと思います」
古代エジプト美術館展は、4月6日から5月12日まで鳥取市の鳥取県立博物館で開催されます。